【速報】ZIPAIRがホノルル便を開設へ!!新型コロナ収束後は成田からLCCでハワイに行ける日がやって来る
みなさん、おはこんにちばんは!!
杜くまです。
ハワイのロックダウンの影響により、4月に入ってから、日本とホノルルを結ぶ直行便はすべて運休となり、信じられないような状況となっていますね。
そんな暗いニュースの毎日ですが、JALの子会社であるLCCのZIPAIRが2020年冬ダイヤから成田=ホノルル便を開設予定であるという明るいニュースが入ってきました。
今回は、このことに関して掘り下げていきます。
ZIPAIRに関して
はじめに、ZIPAIRに関して簡単に触れておきます。
ZIPAIRは、2020年に運航開始予定のJALが100%出資する国際線中長距離LCCとなっています。
290席(うちフルフラットシートのZIP Full-Flatが18席)仕様のB787-8型機を用いて、5月14日から成田=バンコク便を、7月1日から成田=ソウル(仁川)便を開設予定となっています。
※成田=バンコク便の開設は新型コロナの影響により延期
成田=ホノルル便を2020年冬ダイヤに開設へ
そんなZIPAIRですが、2020年の冬ダイヤ(10月25日~)で、成田=ホノルル便を開設するようです。
まだZIPAIRから公式発表になったわけではなく、米国運輸省に申請した段階であるため認可待ちの状況ですが、これは大きなニュースですよね。
ここからは、仮に認可が下り、運航が確定した場合のハワイへの空について考えていきましょう。
成田からは初のLCCでのハワイ便
この成田=ホノルル便が開設された場合、成田からは初のLCCでのハワイ便となります。
日本からハワイへのLCCの運航というと、関空からのエアアジアXがありますが、現在では、成田からは1便も運航していません。
親会社のJALでは、成田・羽田=ホノルル便を1日4便、ハワイアン航空とのコードシェア便を合わせると7~8便もの便数を運航しており、非常に力を入れている路線であることが分かりますよね。
これを考えると、このZIPAIRの成田=ホノルル便就航は、JAL(親会社)からの意向が強くあったのでしょうか。
FSCのJALとLCCのZIPAIRというすみ分けがなされ、選択肢も広がることはうれしい点ですよね。
ANA FLYING HONUとの競合も?
また、成田=ホノルル便というと、ANAも超大型機のA380型機、「FLYING HONU」を導入している路線になりますよね。
これまではJALが強かったホノルル便にA380型機の導入を機にサービスなどを拡充し、対抗してきました。
ZIPAIRはLCCの位置づけであるため、価格等で競合してくることは考えられませんが、A380型機の3号機を受領し、1日2便がFLYING HONUでの運航となってからは、さらに提供座席数が増えていくことを考えると、サービス面で差別化をしていかないと今後は厳しい状況になってくるかもしれません。
そのため、ANA陸マイラーの杜くまにとっては、サービス面でのさらなる充実を期待したいところですね。
まとめ
今回は、JALのLCCであるZIPAIRが2020年冬ダイヤから成田=ホノルル便を開設予定であることを取り上げさせていただきました。
これは、成田というよりも首都圏の空港から初めてのLCCでのハワイ便になりますね。
成田=ホノルル便は、ANAもFLYING HONUの導入から力を入れてきている(というより入れざるを得ない?)路線であり、今後も3号機の導入を予定するなど成長を続けることが予想されています。
そんな中でのZIPAIRの運航開始のニュースということで、日系の航空会社だけでも、JAL・ZIPAIR vs ANAという競争が激化していくことが予想されます。
新型コロナ収束後のハワイへの空の旅はより熱くなっていくでしょう!!